ヨーロッパ旅行必見!カードブランドはVisaとMastercardの2枚持ち・使えない原因・Apple Pay・プラハの両替所~現金は裏切らない

チェコニュース云々

今はもうヨーロッパ旅行の際に大量の現金を日本の空港などで両替して持ってくる人はほぼいないくらいにカード利用がメインとなっています。

ですが、たまに旅行先でカードが使えない事もありまして、これはかなり焦りますよね。いやマジで焦ります。

まず最初に言ってしまいますと、

現金が最強です!

いや…身も蓋もない事言ってごめんなさい…。

とりあえずヨーロッパ旅行で選ぶカードブランドとしては「Visa」「Mastercard」、この二択しかありません!
二択というか、どちらか片方しか使えない店もあるかもしれないので両方持っておくのがベストです!

他の国際ブランドである「JCB」「AMEX」「Diners」なども使えない事はないですが、まずどこに行っても使える確率の高いブランドは「Visa」「Mastercard」になります。
逆を言えば「JCB」「AMEX」「Diners」はどこででも使えるブランドではないという事です。

おみやげ物などのお買い物をする時に支払いで「JCB」「AMEX」「Diners」などのカードを出して使えなかったらショックですが、その場合は諦めて商品を置いて店を出れば良いだけです。

が…、

もしこれがレストランやカフェなどで食後の支払い時に使えないと…アウトですね。ヤバいですね。胃袋から食事を出す事はできません。

ですが「Visa」「Mastercard」のどちらかでしたらほぼどこででも使えます。 ※ひとまず私がこれまで欧州内あちこちで使用してみてVisaMastercardのどちらかでハズレは一度もなかったです。ただヨーロッパの全てのお店を知っているわけではもちろんないので…、百パーセントとは言えませんが。

そういう意味で ”ヨーロッパ旅行でマストのカードブランドは「Visa」と「Mastercard」!” と書きました。

もちろん「JCB」「AMEX」「Diners」なども使えるところはたくさんありますよ!
なんですけど使える確率が非常に高いブランドの方がやっぱり安心ですので、使えない店も多くあるという「JCB」「AMEX」「Diners」だけを持っているよりかは「Visa」「Mastercard」両方持っていたほうが心強いです。

そしてここからなんですが…、その「Visa」「Mastercard」を使用できるはずのお店でカードが使えない事があります。
この原因については色々なところで書かれていますが…
”カードの有効期限が切れている”
というのはもうどーにもなりません。

ですが私がこちらでガイドをやっていてカードが使えない方達でよくあると思われるケースとしては
”海外での利用限度額を超えている”
”以前の支払いが出来ていないか不正利用を疑われカードが利用停止になっている”
”お店の端末との接触が良くなくカードの読み込みが出来ない”
”コンタクトレスでのタッチ決済が対応されていない”
この辺りではないかと思われます。

”海外での利用限度額を超えている”
はい、これは渡航前に限度額の確認をしておきましょう。

”以前の支払いが出来ていないか不正利用を疑われカードが利用停止になっている”
…これはもう現地だけではどうにもならん状態ですのでカード会社に連絡しましょう。解除してくれるかもしれません。

”お店の端末との接触が良くなくカードの読み込みが出来ない”
前のお店で読み込めたとしても、他の別の店では読み込めないというケースが実は多々あります。つまりお店によって使えたり使えなかったりするという事がよくあるんです。以前にお店の端末側のレシートが切れていてカードが読み込めないという事もありました。まぁそんな時にはお店の人もすぐに気づきます。ですが他にもしかしたら何かしらの原因がお店の端末側にある可能性もありますので、お店の人に端末のチェックをしてもらいましょう。このケースはかなり稀です。なんせ丸一日もしカード端末が使えなかったら他のお客さんも全て使えないわけですから。お店にとっては死活問題です。
そんな時に複数のカードを持っている場合は「Could you please check that device?」と尋ねる前に次々と新たなカードを出して試してみてください。1枚がダメでも他のカードだと使えたりするんですよ、これが。なのでやはりカードは複数持っておくに越したことはないです。

”コンタクトレスでのタッチ決済が対応されていない”
これは上のケースの続きになりますけど、近頃のカードはみんなコンタクトレス対応ですが、お店の端末にコンタクトレスのカードを表や裏や色々試してかざしてみてもうまく反応しない事があります。この理由には日本とヨーロッパで使われている通信規格の違いというのもありそうです。日本でのみ使われている通信規格でType-F(Felica)というものがありますが、このType-F(Felica)のカードだとヨーロッパではコンタクトレスによるタッチ決済はできません。ヨーロッパで使われている通信規格はType-A/Bというものです。とはいえ今は日本で発行されたカードでも国際ブランドのコンタクトレスというのはType-A/Bのはずですが…もしこちらでコンタクトレスによるタッチ決済ができない場合は「もしや通信規格の違うカードなんかなぁ…」と思い諦めましょう。(※通信規格が合っていても日本のカードだとうまく読み込めないカードも実はあったりします、なぜか。なのでその場合もあまり深く考え過ぎずにバッサリ諦めましょう。)
タッチ決済ができない場合は仕方ないので端末のリーダーにカードを差し込んで直でICチップを読み込ませ暗証番号を打ち込みましょう。これでうまくいくケースがほとんどかと思います。ですがこの場合、暗証番号を打ち込む必要があるので、コンタクトレスだからといって油断はせずに暗証番号(PIN)は必ず覚えておきましょう。

※私はこちらで普段カードは一切使わず全てApple Payを利用していますが、これまで使えなかった事は皆無です。ですが私の場合、こちらで買ったiPhoneでカードもこちらで発行したものなので、日本から旅行で来た方達とは状況が異なります。日本のiPhoneの場合は制限がありType-A/Bも搭載の機種になります。(日本で販売されているiPhoneでも現行の機種は全てOKだと思いますが必ず確認はしてください) そしてApple Pay対応カード(つまりType-A/B搭載コンタクトレスカード)でないとApple Payで使う事はできません。ウォレットに登録できたとしても実際に海外でApple Payが使えるかどうかの実験は日本国内で出来ないのでちょっとハードル高めな気もしますが、それを全てクリアしたとしても「カードだと使えるのにApple Payだと使えない…」という話もあるので…(おそらくウォレットに登録したらiPhoneの通信規格がType-Fに切り替わったのかもしれません)、ほんとこの辺の技術的な事については様々なシチュエーションがあるので即座に解決というのは大変難しいですが、Apple Payを海外利用する場合は使えなくなる事も考慮に入れてカードも必ず持ち歩き、暗証番号(PIN)も必ず覚えておきましょう。

私が実際にガイドをやっていて考えられるケースのほとんどは上記のものですが、これらのどれにも当てはまらずにどうにもならない事もあります。そこから先はもうカード会社に原因追及のために問い合わせてもらう他ありません。

そんな場合の事も考えて、現金を持たない場合はVisaMastercardをどちらも複数持っておいた方がより確実だという事です。

カードって便利なんですけど、目の前の手もとに現金があるわけではないですから何か問題があって使えないともう詰みますね。

ですので出来れば現金も持っておいた方が良いです。私は現金オススメします。用意するのも管理するのも面倒ですけど。現金は裏切らない。

ですが、日本で両替をして持ってきてしまうと、あまった現地通貨はまた日本円に再両替しないといけません。これはもったいないです。なので日本円をこちらまで持ってきて頂いて、必要な場合だけこちらの両替所で現地通貨に両替をして使うようにしてください。それが一番もったいない事にはならない最善の方法です。

で、その場合、現金の両替はどこでやるのが一番オトクか、という事ですが、まずプラハであれば街なかの数多くある両替所です!ここが世界のどこよりも一番レートの良い両替ができる場所です。空港世界のどこよりも一番レートの悪い両替ができる場所です。ホテルもよろしくないです。銀行もよろしくないです。街なかの両替所が最強です。なんせ数多くあるのでそれぞれの両替所が互いに切磋琢磨し競争しあっています。資本主義です。
ですが両替所にもまぁ色々とございますので…(他店との競争なんぞする気もやる気もサラサラないよろしくない所も多々ございます)、もしプラハへいらっしゃる方は私にお尋ね頂ければ、私も普段利用するベストな両替所をご案内させて頂きます。ベストな両替所は地元の人間に尋ねるのが確実です。

とりあえず二つ程挙げておきますが他にもございます。これは今現在(2025/2)の情報です。未来永劫この場所にレートの良い両替所があるとも言えないので…(よくなくなっちゃう事もあります)、これは今のところ、という事で、いらっしゃる場合はお尋ねください。私は両替所チェックも街なかを歩く時にはやっておりますので最新の情報をお伝えできます。

”Alfa Prague”

”Capital Exchange s.r.o”

ひとつアドバイスとしましては、良いレートの両替所には大抵人が並んで待っています。分かりやすいですね。

今回の記事はVisaMastercardを使った時のケースですが、カードが使えないお店もたまーにあるので(特にプラハを離れた地方の街)、やはり現金が最強という話になります。プラハなどの観光地中心に限っては観光施設への入場や公共交通機関の利用以外(つまりレストランやカフェ、おみやげ物屋など) はユーロでの支払いも大抵はできますので(※全てのお店ではございません。そしてユーロでの支払いの場合は少々割高で大抵お釣りはチェココルナ)、特に各国周遊する人の場合でVisaとMastercardの両方をお持ちの方は両替はユーロでした方が良いかもしれませんね。

チェコへいらっしゃる方はまずVisaMastercard(そして現金も!) ご用意して頂きまして楽しくハッピーなヨーロッパの古都プラハ観光を楽しんで頂きたいと思います!

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